足関節捻挫の原因から治療まで―スポーツ傷害に悩むあなたへ
皆さん!おはようございます!
奈良県磯城郡田原本町で鍼灸整骨院とトレーニングジムを併設しているライフ鍼灸整骨院の岩切です!
日常生活やスポーツ中の外傷による足関節捻挫は非常に一般的であり、
不適切な治療や放置は後々の問題を引き起こす可能性があります。
今回の記事では、足関節捻挫の発生メカニズムから分類、症状の理解、
そして当院で提供される治療手順について掘り下げていきます。
【捻挫の起こり方】
足関節捻挫はバスケットボールやサッカーなどのスポーツでの誤った着地や体育館での滑りなどが原因となります。
捻挫の程度は損傷した靭帯によって異なり、Ⅰ度からⅢ度まで分類されます。
Ⅰ度は前距腓靭帯の部分損傷
Ⅱ度は前距腓靭帯の完全損傷
Ⅲ度は前距腓靭帯と踵腓靭帯の完全損傷
【捻挫の症状】
捻挫の症状は、外くるぶしの前や下に痛みと腫れが現れます。
押された部位で痛みが感じられ(圧痛)、体重をかけることが難しくなります。
これらの症状が強い場合、専門的な診断が必要です。
エコー検査で、損傷した靭帯や有無の骨折を確認します。
【当院の捻挫治療】
1. 問診:
患者さんのスポーツや仕事の状況、生活環境などを詳しくヒアリングし、個別の治療計画を立てます。
2. 検査:
整形外科学検査やエコー検査により、捻挫の損傷レベルを評価します。
3. 施術:
– PEACE & LOVE処置: Ⅰ度やⅡ度の捻挫に対して実施し、痛みを伴う活動を制限し、腫れや炎症を抑えます。
P PROTECTION(保護)外傷後の数日間は痛みを伴う活動や運動を避けてください
E ELEVATION(挙上)怪我した部位をできるだけ頻繁に心臓より高く挙上します
A AVOID ANTI-INFLAMMATORIES(抗炎症薬を避ける)怪我をした組織の回復を低下させる可能性があるため
抗炎症薬の服用は避けてください。またアイシングも避けてください。
C COMPRESSION(圧迫)弾性包帯を使用して腫れを抑えます。
E EDUCATION(教育)患者の状態に最も適した対処法を教え、過剰な医学的診察と薬の服用、そして不必要な受動的療法を避けるようにします。
&
L LOAD(負荷)痛みと相談しながら徐々に日常生活に戻るようにしましょう。
いつ負荷を上げていけばいいのかは体が教えてくれます。
O OPTIMISM(楽観思考)自信を持ち、前向きな考えを持つことで最適な回復が可能になります。
そのためにもポジティブ思考に切り替えることが重要です。
V VASCULARISATION(血流を増やす)痛みが伴わない有酸素運動を行うことで、
負傷組織への血流を増やし回復を促進させます。
E EXERCISE(運動)回復へ向けた積極的なアプローチを取ることで、体の動き・筋力・自己受容性感覚を回復させます。
– LIPUS使用: 損傷した靭帯の修復を促進するために低強度の超音波療法を導入します。
4. リハビリトレーニング:
一定の回復が見られた後には、患者に合ったリハビリトレーニングを開始し、スポーツ復帰を目指します。
足関節捻挫は軽視せず、的確な治療が不可欠です。
当院では最新の科学的研究に基づいたアプローチで患者さんの回復をサポートします。
患者さん自身もポジティブな思考で治療に取り組むことが重要です。
痛みから解放され、スポーツを楽しむ喜びを取り戻しましょう。
当院では患者様の状態に合わせた丁寧な治療を提供しております。
ご不明点やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご予約のお問い合わせは、当院の電話・LINE・メールのどれかでお問い合わせしてください!