成長期に多い「外脛骨障害」とは?〜奈良県磯城郡田原本町のライフ鍼灸整骨院が解説〜

こんにちは。

奈良県磯城郡田原本町にあるライフ鍼灸整骨院の院長の岩切です。

当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

当院には、サッカーやバスケットボール、バレーボールなど部活・クラブでスポーツを

頑張る小中高生が多く来院されています。その中でも特に多いのが「外脛骨障害」です。

「足の内側に骨の出っ張りがあって押すと痛い」

「練習すると赤く腫れて、靴が当たってつらい」

「大会が近いのに練習が思うようにできない」

このような悩みを抱えて来院される学生さんは少なくありません。

今回は、スポーツ障害に強い整骨院として、外脛骨障害の原因・症状・治療・再発予防までを

わかりやすく解説します。

🔹外脛骨障害とは?

外脛骨とは、足の内側(土踏まずの起点にある舟状骨のあたり)に先天的についている余分な骨のことです。

日本人の約10~15%に見られ、決して珍しいものではありません。

しかし、成長期のスポーツ選手では、この部分に付着する後脛骨筋腱に大きな負担がかかり、

炎症や腫れを起こします。これが「外脛骨障害」です。

特にサッカー・バスケット・バレーボール・陸上など走る・跳ぶ動きが多い競技で

発症しやすいのが特徴です。

🔹主な症状

✅足の内側に硬い出っ張りと押した時の強い痛み

✅運動後に腫れて赤くなる

✅靴が当たって擦れて痛む

✅長時間歩くと悪化する

✅片足でのつま先立ち(ヒールレイズ)ができない/痛い

普段の生活は大丈夫でも「練習や試合になると痛い」というケースが多いのも特徴です。

Vector illustration of healthy human foot and a medial ankle injury. Posterior tibial tendonitis. EPS 10.

🔹なぜ成長期に多いの?

①骨が未成熟→成長期は骨端部が固まっておらず、衝撃で炎症を起こしやすい。

②扁平足・過回内→土踏まずを支える筋に余計な負担がかかる。

③靴の影響→サッカーシューズやバッシュの内側が出っ張りを圧迫。

④練習量の急増や大会シーズン→一気に悪化しやすい。

🔹当院での評価と検査

ライフ鍼灸整骨院では、

🔵足のアライメント(扁平足・かかとの傾き)をチェック

🔵歩行・片足ヒールレイズテストで動作確認

🔵超音波エコー検査で炎症や腱の状態を可視化

を行います。画像を見ながら説明することで、学生本にも親御さんも安心して治療に取り組めます。

🔹治療の流れ

①炎症を抑える

・練習量を調整し、負担を減らす(完全に休ませるのではなく、できる範囲で継続可能)

・アイスによる冷却(10~15分)

・ハイボルテージや超音波治療器を用いて炎症と痛みを早期にコントロール

・手技療法で足首〜ふくらはぎの筋緊張を和らげ、腱へのストレスを軽減

②リハビリトレーニング(再発予防の要)

痛みが落ち着いてきたら、併設のトレーニング施設で本格的なリハビリを行います。

整骨院の中でここまで充実した環境があるのは当院の強みです。

具体的なメニューは、

・ショートフット(土踏まずを作る基礎トレ)

・足趾のコントロール練習

・後脛骨筋強化

・バランスボールやミニハードルを用いた応用トレーニング

・股関節や体幹を鍛えるエクササイズ

といった基礎から競技特性に合わせた実践的な動きまで指導します。

③鍼灸施術

炎症や緊張が強い場合には鍼灸を取り入れ、深層の筋・腱へ直接アプローチ。

血流改善と鎮痛を促し、回復をサポートします。

🔹復帰の目安

・歩行で痛みが出ない

・片足ヒールレイズ20回が痛みなくできる

・練習翌日に腫れや痛みが出ない

これらを確認してから、ジョギング→ダッシュ→ジャンプ→方向転換と段階的に復帰します。

🔹実際の症例

症例:中学1年・男子サッカー部

・主訴:走行10分で足の内側に痛み、1ヶ月続く

・所見:外脛骨部に圧痛/過回内/エコーで腱付着部に浮腫

・施術:ハイボルテージ・超音波・手技

・宿題:院内トレーニング+ホームエクササイズ

・経過:週1回×4回でVAS7→1に改善。片足ヒールレイズ20回可能となり、約4週間で部活復帰。

🔹患者様の声

中学2年・女子バレーボール部

「アタックの踏み込みやジャンプで強い痛みがあり、ランニングするだけでもつらかったです。

レギュラーで休みたくなかったので、施術とリハビリを組み合わせて治療していただきました。

おかげで大会にも間に合い、今では痛みなくバレーボールができています。」

🔹よくある質問(Q&A)

Q.部活は休まないといけませんか?

→痛みの程度に応じて調整します。当院では「走りながら治す」方針も可能です。

Q.インソールを使わないのはなぜですか?

→当院では補助具ではなく、自分の筋力と正しい動きでアーチを作ることを重視しています。
その方が再発予防につながります。

Q.どのくらいで復帰できますか?

→週1~2回の通院を2~8週間が目安です。個人差がありますが、多くの方が1ヶ月前後で練習復帰されています。

🔹関連記事

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・足底腱膜炎でお悩みの方へ

🔹まとめ

外脛骨障害は、成長期に多いスポーツ障害ですが、当院では補助具に頼らず、自分の体を使って

改善・再発予防する方針をとっています。

「試合が近いのに足の痛みが不安」

「できるだけ練習を続けながら治したい」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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